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Synology、NAS用OS「DSM 6.2.2」提供開始

 Synologyは、NAS用OSの最新バージョン「DSM(DiskStation Manager) 6.2.2」の提供を開始した。

 最新バージョンでは、スナップショットレプリケーション、iSCSIマネージャー、Synology High Availabilityにおいて、一貫したパフォーマンスを保証するシステム最適化に関する細かな設定が可能になった。

 また、Smart Updateにおいて、システムの中断を最小限に抑えるようにアップデートメカニズムが設計が見直され、システムで稼働中のサービスに応じて、アップデートをインストールするかスキップするかも判断されるようになった。

 さらに、ボリューム、LUN、構成を含むシステム全体を移行できる「Migration Assistant Beta」により、ハードウェアのアップグレード中に既存のサービスやユーザーへの影響を最小限に抑えつつ、簡単にハードウェアを移行できるという。

 また、Storage Managerに詳細情報やトラブルシューティングのヒントが追加で表示されるようになり、ユーザーが容易にトラブルシューティング可能になることで、問題の解決が迅速になるほか、人的なミスが減るとしている。

 このほか、Google LDAPサービス、Windows Authenticationのサポートを新たに追加した。また、新たに14TBのIronWolf/IronWolf ProのHDD診断機能「IHM(IronWolf Health Management)」をサポートしている。