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IPoE IPv6対応のエントリーWi-Fiルーター2製品、エレコムが発売

 エレコム株式会社は、エントリーモデルながらIPoE IPv6に対応するWi-Fiルーター2製品を発売する。価格(税別)は、9月下旬発売の「WRC-2533GS2」シリーズが1万1540円、10月上旬発売の「WRC-1167GS2」が7690円。

 いずれもIEEE 802.11acに対応しており、最大通信速度は、WRC-2533GS2が1733Mbps(5GHz帯接続時)または800Mbps(2.4GHz帯接続時)。WRC-1167GS2が866Mbps(5GHz帯接続時)または300Mbps(2.4GHz帯接続時)。

「WRC-2533GS2」のホワイトモデル。ブラックモデルもラインアップする

 transix、v6プラス、IPv6オプション、OCNバーチャルコネクトのIPoE IPv6方式に対応しており、PPPoEの認証ポイントを迂回し、インターネット回線遅延の影響を受けにくくできる。

 また、DXアンテナのノウハウを生かしたハイパワーアンテナを内蔵するほか、ビームフォーミングZやMU-MIMOにも対応。また、デュアルコアCPUを搭載し、高速で安定した通信を実現しているという。

「WRC-1167GS2」はブラックモデルのみ

 スマートフォンやPCからウェブブラウザーで初期設定が簡単にできる「かんたんセットアップ4」にも対応。WANポートにケーブルを接続すれば回線設定を自動的に行う「ALS(Auto Line Switching)」機能も搭載する。

 さらに、既存のルーターと本製品のWPSボタンを押して、SSIDとパスワードを自動的にコピーして設定できる「らくらく引っ越し機能」、ゲスト用SSIDを設定できる「友だちWi-Fi」、ネットの使いすぎを防止する「こどもネットタイマー3」の各機能を搭載する。

 「ルーターモード」、「中継器モード」、「子機モード」、「アクセスポイントモード」の4つの動作モードを、背面のスライドスイッチで切り替えが可能。両機種ともギガビット対応のWAN×1ポート、LAN×4ポートも背面に装備する。

 設置は縦置き、横置き、壁掛けを選べる。本体サイズは142×40×185mm(幅×奥行×高さ)で同一。重量はWRC-2533GS2が約560g、WRC-1167GS2が約350g。