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macOS向けオフィススイート「WPS Office for Mac」、キングソフトが発売

 キングソフト株式会社は、macOS向けのオフィススイート「WPS Office for Mac」の販売を開始した。対応OSは、macOS 10.12以降。同社直販サイトにて、1年版が3480円(税込)でダウンロード販売されている。また、最大で2カ月間試用できる体験版がある。なお、利用期限がないダウンロード版とパッケージ版も販売する予定だが、価格は未定。

 文書作成の「Writer」、表計算の「Spreadsheets」、プレゼンテーションソフトの「Presentation」、PDFの編集ができる「PDF」で構成。これらは、ソフトが異なっていても同じウィンドウ内のタブで切り替えができる。ファイル形式やユーザーインターフェースは、Microsoft Officeと互換性があるため、乗り換えのハードルは低い。また、軽快に動作するのも特徴だ。フォントは11書体・29種類を収録、全てのソフトからPDFファイルへの出力が可能だ。

「Presentation」「Writer」「Spreadsheets」を開いたウィンドウ。上部のタブで切り替えられる。
「Writer」は、グラフや組織図の作成、校閲機能を搭載した文書作成ソフト
「Spreadsheets」は、SUMやIFなど300以上の関数を搭載した表計算ソフト。自動フィルタやピボットテーブルも搭載している
「Presentation」は、文字や図形、画像が自由に配置ができるプレゼンテーションソフト
「PDF」は、PDF内のテキストにハイライト、下線、取り消し線、挿入などが行える編集機能を備えている