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“ANAエアウェイズ”かたるフィッシングメールが拡散中、ANAマイレージクラブ番号など詐取

フィッシングメール本文(フィッシング対策協議会より)

 全日本空輸(ANA)をかたるフィッシングメールが出回っているとして、フィッシング対策協議会が注意情報を公開した。10月30日15時時点で誘導先のフィッシングサイトは稼働中だ。

 同協議会が公開している情報によると、メールの件名は以下の通りだが、これ以外のものが使われる可能性もある。

  • ANA Airways Refund: Customer ID JP[※1].
  • ANA, All Nippon Airways Refund : [※2]

※1は数字、※2は日付が入る

 フィッシングメールはHTML形式で書かれており、画像全体にフィッシングサイトへのリンクが張られている。

 メール本文は「ANAエアウェイズからオンラインで20,000円の払い戻しを受ける権利があることをお知らせします」となっており、最終的に誘導先のフィッシングサイトで、ANAマイレージクラブ番号、カード番号、有効期限、セキュリティコード、パスワードを入力させる。同協議会ではこれらの情報を絶対に入力しないよう注意を呼び掛けている。

誘導先のフィッシングサイト(フィッシング対策協議会より)