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10Gbpsが最大10kmまで延長できる光コンバーターなど、サンワサプライが発売

 サンワサプライ株式会社は、光メディアコンバーター「LAN-NGC240」と「LAN-NFC241」、スイッチングハブなどに対応するSFP Gigabit/SFP+ 10Gigabit用コンバーター「LAN-SFPD」シリーズの販売を開始した。

 LAN-NGC240とLAN-NFC241は、RJ-45の信号を光ケーブルの信号に変換するコンバーター。光ケーブルに変換することでノイズの影響を受けにくくなるため、工場やショッピングセンターなど長距離の通信を必要とするネットワークの構築に適している。

 LAN-NGC240は、RJ-45ポート側が1000BASE-T、光ケーブル側がSFPコネクタポートで1000BASE-FXに対応している。大きさは40×80×95mm(幅×奥行×高さ)で、重量は270g。標準価格は5万8740円(税込、以下同じ)。

「LAN-NGC240」

 LAN-NFC241は、RJ-45ポート側が100BASE-TX、光ケーブル側がSCコネクタポートで100BASE-FXに対応している。大きさは幅34×49×56mm(幅×奥行×高さ)で、重量は131g。標準価格は4万2900円。

「LAN-NFC241」

 LAN-SFPDシリーズは、SFPポートのあるスイッチングハブなどに取り付けるコンバーター。いずれもSFPポート(Mini-GBIC)に対応しており、LC光ファイバーケーブルを接続することでネットワーク間の通信距離を延長可能。通信速度や最大通信距離などの違いにより「LAN-SFPD-LX」「LAN-SFPD-SX」「LAN-SFPD10-LR」「LAN-SFPD10-SR」の4製品が用意されている。

 LAN-SFPD-LXは、1000BASE-LXに対応し、光ケーブルを最大10kmまで延長できる。標準価格は9130円。

 LAN-SFPD-SXは、1000BASE-SXに対応し、光ケーブルを最大550mまで延長できる。標準価格は9020円。

「LAN-SFPD-LX」
「LAN-SFPD-SX」

 LAN-SFPD10-LRは、10GBASE-LRに対応し、光ケーブルを最大10kmまで延長できる。標準価格は2万1450円。

 LAN-SFPD10-SRは、10GBASE-SRに対応し、光ケーブルを最大300mまで延長できる。標準価格は1万4960円。

「LAN-SFPD10-LR」
「LAN-SFPD10-SR」