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「Acronis Files Advanced」が6カ月間無償に、テレワークを実施する企業に期間限定で提供

 アクロニス・ジャパン株式会社は17日、テレワークを実施する企業を対象に、ファイル同期・共有ソリューション「Acronis Files Advanced」(参考標準価格:1ユーザーあたり税別2万5000円/年のライセンス)を6カ月間無償で利用できるプログラムの提供を開始した。

 Acronis Files Advancedは、社内ファイルサーバー上のファイル(Word/Excel/PowerPoint、PDF、テキスト)をスマートフォンなどのモバイルデバイス専用アプリから閲覧・編集できる製品。モバイルデバイスで撮影した写真・動画、ボイスメモなどを社内ファイルサーバーに直接アップロードしたり、PCのデスクトップやウェブブラウザー、モバイルデバイス間でファイルの同期も可能。

 ファイルサーバーとモバイルデバイス間にWindowsサーバー(Windows 2008以降)を配置し、Acronis Files Advancedをインストールする。これによりゲートウェイ機能と接続クライアントに対する操作制御機能を提供する。クライアント側の動作環境は、Windows 10/8.1、OS X 10.9以降、Android 4.1以降、iOS 11以降。

 アクロニス・ジャパンによると、新型コロナウイルス感染症対策としてテレワークの実施に企業が取り組もうとするも、生産性の低下やシステムセキュリティへの懸念などの課題があるという。そこで、同プログラムの提供により、テレワーク環境構築のインフラや実施のための知見と経験が不十分な場合でも、既存のファイルサーバーを活用し、簡易にテレワーク環境で安全に業務に取り組むことができるとしている。

 受付期間は3月17日~4月30日。指定メールアドレス(info_jp@aconis.com)へ申請のメールを送信すると、ユーザー数や利用開始希望日などを記載する申請書が送付され、申請後はAcronis Files Advancedのライセンスキーが提供される。なお、提供期間は利用開始日から6カ月間を基本としているが、利用者からの要望により延長可能な場合もあるとしている。