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最大1733MbpsのメッシュWi-Fiが1万8千円台、ルーターと中継器のセット「WMC-2HC-W」をエレコムが発売

 エレコム株式会社は、独自のメッシュWi-Fi「e-Mesh」対応のルーターと専用中継器をセットにしたスターターキット「WMC-2HC-W」を4月下旬に、ルーター単体の「WMC-C2533GST-W」を5月下旬に発売する。市場想定価格(税別)は、スターターキットが1万8800円、ルーター単体が1万2800円。

 メッシュWi-Fiシステムは、ルーターと中継機を組み合わせて家中くまなくWi-Fiの電波を届かせるもの。PCやスマホから1つのSSIDへ接続すれば、自動的に最適な経路で通信できる。

 WMC-2HC-Wは、ルーター、中継機ともにIEEE 802.11ac/n/a/g/bに対応。一戸建なら3階まで、マンションなら4LDKをカバー。接続台数は最大46台で、6人家族がそれぞれ複数端末を同時使用しても快適な通信が可能とのこと。既発売の中継機単体モデル「WMC-S1267GS2-W」(9620円)の増設にも対応する。

 ルーターの最大通信速度は1733Mbps(5GHz帯接続時)または800Mbps(2.4GHz帯接続時)で、同じくe-Mesh対応の前モデル「WMC-M1267GST2-W」からそれぞれ2倍に高速化された。DXアンテナのノウハウを活かした「ハイパワー内蔵アンテナ」のほか、バンドステアリング、MU-MIMO、ビームフォーミングZの各機能を搭載する。

 また、日本ネットワークイネイブラー提供の「v6プラス」(MAP-E)、インターネットマルチフィードの「transix」、BIGLOBEの「IPv6オプション」、NTTコミュニケーションズの「OCNバーチャルコネクト」の各IPv6 IPoE接続サービスにも対応する。

 トレンドマイクロのセキュリティ機能「スマートホームネットワーク」も搭載し、セキュリティ対策ソフトがインストールできないネットワーク家電などのIoT機器を保護できる。また、悪質なウェブサイトへのアクセスや外部への不正な通信、脆弱性を突いた攻撃などをブロックできる。

 移行元のSSIDとパスワードをWPS経由で転送できる「らくらく引っ越し機能」、ペアレンタルコントロール機能「こどもネットタイマー3」、2.4GHz帯のみをゲストに提供できる「友だちWi-Fi」や、ファームウェア自動更新などの機能も搭載する。

 ルーター/中継機とも背面にギガビット対応のLAN×4ポートを、ルーターはWAN×1ポートを装備する。本体サイズは、ルーター/中継機とも約141×36.5×約160mm(幅×奥行×高さ)。重量はルーターが約380g、中継器が約305gで、いずれも縦置き/横置き/壁掛けでの設置が可能。