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freeeで借入金の管理ができる「借入金管理アプリ」提供開始

 freee株式会社は、クラウド会計ソフト「会計freee」にて借入金の管理が行える「借入金管理アプリ」をリリースした。

 借入金の管理はこれまで、金融機関から送付されてきた書類をファイルでまとめる、Excelなどに転記して管理するといった方法が一般的だったという。しかし、このような方法では、借入残高や返済金額が自動で管理できない、借入金を管理しているExcelファイルを手動で更新する必要があるなどの課題があった。

 freeeの借入金管理アプリは、これら借入金に関する業務を会計freeeで扱えるようにする機能。借入金が合計でいくらあるのかや、銀行口座からの引き落としを確認して、返済取引の記帳などが自動化できる。

「借入金管理アプリ」のイメージ

 また、返済予定日が休日の場合の補正、利息計算、1カ月間から12カ月間までの返済サイクルが設定可能。このように集計した借入金に関する数値は、引き落とし実績と予定、金融機関別の借入金と返済予定などがグラフで確認できる。

 そのほかには、金融機関に融資を申し込む際に必要となる「資金繰り表」や「金融機関別借入残高推移表」などの書類の作成にも対応している。

 freeeの「アプリ」とは、機能が拡張できる仕組み。さまざまな企業が開発したアプリが用意されており、PayPalやLINE、Slackとの連携も可能だ。