週刊Slack情報局

Slackで領収証の確認から経費の承認まで可能に~「会計freee」が連携強化

一般企業でも利用が広がっているビジネスコミュニケーションツール「Slack」。Slack Technologiesの日本法人であるSlack Japanはこのツールのことを“ビジネスコラボレーションハブ”と表現しており、あらゆるコミュニケーションやツールを一元化するものと位置付けている。本連載「週刊Slack情報局」では、その新機能・アップデート内容などを中心にSlackに関する情報をできるだけ毎週お届けしていく。

 freee株式会社は25日、「クラウド会計ソフトfreee(会計freee)」において、Slack連携機能を強化したことを発表した。会計freeeで申請された経費精算などの承認業務をSlack上で完結することができるようになったという。

 会計freeeではこれまでも、API連携によるSlackの通知機能を提供。会計freeeで申請された経費精算や支払依頼、稟議ワークフローなどの通知がSlackに届き、承認者はSlack上で承認や差し戻し、却下などの操作を行えるようになっていた。

 これに加えて今回、領収書などの添付ファイルの表示、申請へのコメント入力をSlack上で行える機能を追加。承認者は会計freeeにログインすることなく、証憑確認も含む承認業務をSlack上で完結できるとしている。

 このほか、申請の通知先として、任意のグループチャンネルを指定できるようにした。従来はダイレクトメッセージによる承認者および申請者への通知のみだったが、任意のグループチャンネルに通知することで申請の共有性がアップするとしている。