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Slackで年末調整の入力依頼やリマインド、「人事労務freee」が「Slack」と連携開始、勤怠打刻も可能

 freee株式会社は6日、同社が提供するクラウド型人事労務ソフト「人事労務freee」において、「Slack」との連携を開始したと発表した。勤怠打刻や人事労務管理の通知がSlackから行えるようになる。

 従業員が普段のコミュニケーションに利用しているSlackから「出勤」「退勤」「休憩開始/終了」といった勤怠打刻を行って人事労務freeeに反映させられるため、勤怠情報の入力漏れ防止につながるとしている。そのほか、人事労務freee上にある勤怠情報をSlackで参照したり、給与明細の発行通知をSlackで受け取るといったことも可能。

 勤怠管理に加え、年末調整の情報管理においても連携する。具体的には、人事労務freee上の年末調整に関する必要情報の入力ステータスに応じて、情報の入力依頼、入力リマインド、入力内容の差し戻しなど、労務担当者から従業員に向けた通知をSlackで送ることができる。

 年末調整は、労務担当者が全従業員の情報を一斉に集める必要があるとともに、年に一度の作業のため、従業員から不明点の問い合わせも多く、ミスや勘違いなどの修正依頼も発生するという。この問題に対して、人事労務freeeとSlackの連携により、労務担当者と従業員間のコミュニケーションを効率化できるとしている。

 すでにfreeeでは、「クラウド会計ソフト freee」とSlackとの連携を2017年11月に開始しており、Slack上で経費申請の承認・差し戻し操作などを行えるようにしていた。