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アイ・オーの2ベイNAS「LANDISK HDL2-TA」シリーズ、「じぶんフォルダー」で管理者も見えないデータプライバシーを実現
2020年6月3日 13:29
株式会社アイ・オー・データ機器は、エントリー向けNAS「LANDISK HDL2-TA」シリーズの2ドライブモデルを6月下旬に発売する。価格(税別)は2TBのHDL2-TA2が2万8800円、4TBのHDL2-TA4が3万4400円、6TBのHDL2-TA6が4万2200円、8TBのHDL2-TA8が5万6800円。
2ドライブモデルで、RAID 0/1に対応する。転送速度は読み込みが約86MB/s、書き込みが約71MB/s。HDDの故障時にユーザー自身でHDDを交換が行える。
初期設定はAndroid/iOS向けの「Remote Link Files」アプリでQRコードを読み込んで、またはWindows/macOS向けの「LAN DISK CONNECT」アプリで行え、いずれのアプリからもインターネットを経由してNAS内のデータにアクセスできる。
既発売の1ドライブモデル同様に、ユーザーが個別に専用フォルダーを作成し、管理者に対してもデータのプライバシーを守れる「じぶんフォルダー」の機能を利用できるのが特長。
本体背面にはギガビット対応のLAN×1、USB 2.0×1の各ポートを装備。外付けHDDをUSB接続し、データを自動でバックアップできる。標準では差分のみだが、フォルダー構造にはシンボリックリンクが設定され、以前バックアップしたデータへもシームレスにアクセスできる仕組み。なお、じぶんフォルダーのデータはバックアップの対象外となる。
本体サイズは約85×145×192mm(幅×奥行×高さ)、重量はHDL2-TA2が約1.8kg、HDL2-TA4/6/8が約2.1kg。