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オフィスに設置する1人用スペース「ソロワークブース CocoDesk」、富士ゼロックスが販売開始

「ソロワークブース CocoDesk」のブラック
「ソロワークブース CocoDesk」のホワイト

 富士ゼロックス株式会社は、オフィス内に設置できる1人用のワークスペース「ソロワークブース CocoDesk」の販売を開始した。同社が企画・設計を行い、株式会社オリバーが製造する。オープン価格で、案件ごとに見積もりとなる。

 外寸は1530×1100×2460mm(幅×奥行×高さ)、中寸は幅1430×940×2100mm(幅×奥行×高さ)、デスクは940×560mm(幅×奥行)。内部には電源が6口、USB電源が2口、LANポートが1つが備えてある。ホワイトとブラックの2色が用意されている。

 富士ゼロックスは、東京メトロの駅と東京都内のオフィスビルにて個室型ワークスペース「CocoDesk」を展開している。今回、販売が開始されたソロワークブース CocoDeskは、CocoDeskで得られたノウハウを生かした製品だ。

 具体的には、広々としたデスクと座り心地の良い椅子、防音パネル、換気設備、抗菌加工、熱感知式の自動消火装置を備えるほか、開閉時に外の人にぶつからないようにスライドドアを採用している。また、オフィスのネットワークに接続するためのLANポートも用意されている。

 富士ゼロックスでは、具体的な利用方法として、オフィスから参加するオンライン会議を挙げている。現在、コロナ禍において、オンライン会議の需要が増えているが、オフィス内でのオンライン会議は、周りの声が相手に聞こえてしまう、会議に集中できないといった問題がある。ソロワークブース CocoDeskを使うと、これらの問題が解決するとしている。

 今後はオフィスに限らず、商業施設、公共施設、マンションの共用スペースなど幅広く展開する予定だとしている。