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Google Chrome上の操作を動画で記録してURLで共有できる拡張機能「WARP」
2020年10月30日 11:15
株式会社Faber Companyは、Google Chrome上の操作の動画記録と静止画スクリーンショット撮影が行える拡張機能「WARP(ワープ)」を公開した。Chromeウェブストアにて無償でダウンロードできる。記録した動画や画像は、URLを送るだけでほかの人と簡単に共有ができることが特徴だ。
WARPは、カーソルの動きやタブ間の移動もそのまま記録できる拡張機能。テレワークにおける作業依頼の説明や、ゲームの実況にも活用できるという。
WARPにてキャプチャーを行う場合は、Google Chromeへの拡張機能のインストールとWARPのユーザー登録が必要。Google Chrome上でWARPのアイコンをクリックし、「ビデオ」タブを選択すると、カウントダウンの後、動画の記録が開始される。「スクショ」(スクリーンショット)タブを選択すると、同様にカウントダウンの後、スクリーンショットを実行。複数画面に渡るウェブページでも、自動的にスクロールをして画像にする。
ビデオ、スクショともに、線やハイライト、文字の記載機能がある。その後、自動的にアップロードが行われ、共有したい人のメールアドレスを入力すると、Google Chromeで記録した動画や画像が閲覧できるほか、MP4やPNGで保存が可能だ。
また、日本語だけではなく、英語とベトナム語に対応。GitHub、GitLab、Backlog、Slack、Chatworkなどのビジネスチャットやファイルの共有サービスとも連携している。
Faber Company取締役/ミエルカ開発責任者の副島啓一氏は、「ウェブ制作における提案や、ソフトウェア開発における動作確認といった業務では、『相手と時間を合わせて画面共有し、手順を見せながら説明する難しさ』が、業務効率化の障害となっている」として、そうした課題を解決するためWARPを開発したとしている。