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「マネーフォワード クラウド契約」5月より提供、紙の契約と電子契約をクラウドで一元管理可能

 株式会社マネーフォワードは、電子契約サービス「マネーフォワード クラウド契約」を5月より提供すると発表した。

 契約のワークフロー申請から契約締結・保管までをクラウドで管理できるため、紙の契約書を発行する際に必要な印刷・製本・押印・郵送などの手間や時間、コストを削減。また、ワークフロー決裁機能は紙の契約の決裁をする際にも利用でき、紙の契約と電子契約を共通の管理項目で一元管理することが可能。クラウド上での契約書の検索や閲覧権限の設定もでき、契約管理の業務効率化を実現するとしている。

 新型コロナウイルス感染症拡大防止のためのテレワーク推進を背景に、企業における“ハンコレス”“ペーパーレス”に向けた電子契約の導入が加速している一方で、紙の契約書がすぐに電子契約に切り替わることはないため、企業の管理部門や法務部門では紙の契約書と電子契約の両方を管理しなければならず、業務が煩雑になるといった課題があるという。マネーフォワードでは、こうした課題を解決するため、紙の契約書と電子契約を一元管理できるマネーフォワード クラウド契約の提供することにした。

 なお、マネーフォワード クラウド契約は、中堅企業向けのバックオフィス統合ソリューションとして展開するクラウド型ERP「マネーフォワード クラウドERP」のサービスラインアップに加わるものだ。同ソリューションの新サービスとしてはこのほかにも、「マネーフォワード クラウド固定資産」「マネーフォワード クラウド人事管理」を5月より、「マネーフォワード クラウド債権請求」を6月より、「マネーフォワード クラウド年末調整」を8月より提供開始する予定だ。