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「マネーフォワード クラウド」に月額980円の「パーソナルミニ」プラン新設、利用できる機能を絞って低価格に

 株式会社マネーフォワードは、バックオフィスサービス「マネーフォワード クラウド」の個人事業主向けプランに、新プラン「パーソナルミニ」を6月2日から新設する。基本料金は月額980円または年額9600円(税別、以下同じ)。個人事業主や、副業を行っている人で、請求書の発行が少ない人を対象にしたプランとなっており、利用できる機能を絞ることで既存プランよりも安価に設定した。

 パーソナルミニで利用できるサービスは、「マネーフォワード クラウド確定申告」および「マネーフォワード クラウド請求書」の一部の機能と、「マネーフォワード 給与」「マネーフォワード マイナンバー」「マネーフォワード 経費」「マネーフォードクラウド 勤怠」。

 クラウド確定申告では、仕訳登録、確定申告書の作成機能、メールまたはチャットによるサポートが利用できる。クラウド請求書で利用できるのは、各種帳票の作成、送付・入金履歴の確認、取引先の登録(上限15件)、クレジットカード決済機能、帳票の複製・変換、郵送代行機能(一括郵送不可)、サポートはメールまたはチャットだ。

 給与、マイナンバー、経費、勤怠は、パーソナルミニの基本料金で5人まで利用できる。6名以上で利用するには、1人につき、給与は月額300円、マイナンバーは月額100円、経費は月額500円、勤怠は月額300円が必要だ。

 パーソナルミニの新設に伴い、既存のプランが変更される。まず、これまでの低価格プラン「パーソナルライト」(月額1280円または年額1万1760円)は廃止され、同プランの契約者は6月2日に上位の「パーソナル」に自動的に移行される。そのパーソナルの基本料金は6月2日以降、月額1280円または年額1万1760円に値下げされる(これまでは月額2480円または年額2万3760円)。なお、電話サポートが付く「パーソナルプラス」は年額3万5760円で変更はない。

「マネーフォワード クラウド」のプラン改定前・改定後の比較