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音声をAIでテキスト化する「Rimo Voice」、法人向けの支払い方法に対応

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 Rimo合同会社は、AIによる音声のテキスト化サービス「Rimo Voice」にて、法人での利用を想定した支払い方法に対応した。契約と支払いを1社で1つにまとめたり、メンバーや部署別などの利用明細が参照したりできる。

 Rimo Voiceでは、ウェブブラウザーから音声をアップロードすると、自動的にテキスト化される。通常、人間が1時間分の録音をテキスト化すると、2時間から3時間程度かかるが、Rimo Voiceは5分で完了。また、音声が含まれている動画をそのままアップロードしてもテキスト化が行える。

 利用料金(税別)は、従量課金の「スポット利用」で音声が30秒20円、動画が30秒30円。クレジットカードでの決済が可能。60分まではトライアルということで無料で利用できる。

 「定額制」では、月額10万円で月に40時間のテキスト化が利用でき、3カ月ごとの契約。年間契約は100万円で、年に480時間分利用できる。また、定額制では月額2万円で500文字までの専門用語の登録と、不正利用防止のために決められたIPアドレスからの利用に限定する機能が月額3万円で利用できる。

 そのほかにも法人向けは、利用状況に応じてカスタマイズが可能。例えば、アカウントの追加などが可能だ。

 Rimo Voiceは2020年9月に始まったサービス。ユーザー数は1万人で、そのうち2割以上は法人での利用となっている。Rimoでは利用事例として、千葉県鋸南町での町議会の議事録と広報誌、日本農業法人協会でのオンライン会議、AWAでのユーザーインタビューでの利用を挙げている。

 Rimoでは今後、不正利用防止のための多要素認証の導入やISMS認証を取得することで、より安心してRimo Voiceが利用できるようにする予定だとしている。