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リコー、オンライン会議の録音とテキスト化が行えるサービス「torunoβ版」提供開始

会議ログはクラウド上で管理

 株式会社リコーは、オンライン会議の音声とそれを文字起こししたテキスト、画面キャプチャーをクラウドに保存するサービス「toruno(トルノ)β版」の提供を開始した。

 利用料金は「有料プラン」が月額1500円(税別)で、10時間分の利用が可能。それを超えると1分2円の従量課金となる。また、3時間分利用できる「無料プラン」も用意されている。

 torunoβ版は、PCにWindowsアプリを常駐させることで利用可能。同アプリは、連携などの設定は不要で幅広いサービスに対応する。リコーでは、Microsoft Teams、Skype、Zoom、Google Meet、Cisco Webexでの動作を確認している。

 なお、Windowsアプリを実行する推奨環境は、Windows 10 Pro(1809以降)とされている。Windows 10 Homeについては、今後、検証を行うとしている。

記録用のデスクトップアプリ

 オンライン会議の音声が録音されたMP3ファイルとそのテキスト、画面キャプチャーはクラウド上に保存できるため、会議の終了後は参加者などと共有できる。

 リコーでは、torunoβ版は今のところ、「開発途上のサービスでありテスト販売の段階だが、まずは、ビジネスパーソンをターゲットにした個人向けサービスとして公開している」としている。