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ASUSTOR、NAS用OSの最新版「ADM 4.0 Beta」を発表

ASUSTOR「ADM 4.0」ベータ版

 ASUSTORは、NAS用OSの最新版バージョンである「ADM 4.0」ベータ版を発表した。同社のウェブサイトからダウンロードできる。バックアップとセキュリティ性能の向上、UIのカスタマイズ機能追加、検索機能の強化などが施されている。

 Sambaが4.12にアップグレードされることで性能が最大5%向上。特にTime Machineを利用したバックアップにおいて、masOSとの互換性に優れるという。OpenSSLも更新され、暗号化された接続がより高速かつ安全になるとしている。

ASUSTOR「ADM 4.0」ベータ版

 UIに関する新機能では、手動または自動でのダークモード/ライトモードの切り替えが可能になる。また、ログイン画面のカスタマイズや、画面レイアウトのカスタマイズ機能が追加され、新しいテーマも追加される。

ASUSTOR「ADM 4.0」ベータ版

 検索機能「サーチライト」は、外観と機能が一新された。リアルタイムでファイル情報を一覧したり、マルチメディアファイルを簡単にプレビューしたりできる。

 ADM 4.0のベータ版をサポートするのは、AS10/31/32/40/50/51/52/53/61/62/63/64/65/66/70AS71の各シリーズ。ADM 4.0 Betaにアップグレード後、exFATの外付けHDDまたはMyArchiveを使用する際には、exFATライセンスが不要になる。なお、AS-2/3/6の各シリーズはADM 4.0をサポートしない