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Google Nestの新製品、ネットワークカメラとカメラ付きドアホンが2万円台で発売

「Google Nest Cam」「Google Nest Doorbell」

 グーグル合同会社は、同社が取り扱うハードウェア「Google Nest」の新製品を発表した。

 バッテリー式で屋内外で使用できるネットワークカメラ「Google Nest Cam」、カメラ付きのドアホン「Google Nest Doorbell」を、それぞれ8月26日に発売。直販サイト「Google Store」で予約を受け付けており、価格はGoogle Nest Camは2万3900円、Google Nest Doorbellは2万3900円からとなっている。あわせて、電源アダプター式の屋内向けGoogle Nest Camも、数カ月以内に発売すると発表した。

バッテリー式の屋外対応ネットワークカメラ「Google Nest Cam」

Google Nest Cam

 バッテリー式のGoogle Nest Camは、Wi-Fi(IEEE 802.11n)とBLE(Bluetooth Low Energy)対応のネットワークカメラ。IP54対応の防水・防塵性能を備え、バッテリーは数カ月間持続するという。Android/iOS向けの「Google Home」アプリや、Google Nestスマートディスプレイから操作できる。

 カメラは1/2.8インチで2メガピクセルのセンサーと6倍デジタルズーム機能を搭載し、対角画角は130°。最大1080p/30FPSの動画撮影が可能で、HDR撮影にも対応する。

 最大7.5m、水平画角110°のモーションセンサーを備え、人や動物、車を検知した際の通知機能を利用できる。ナイトビジョン機能も備え、赤外線LEDを6個搭載。最大で6.10m先までの照射が可能だ。

 最長3時間のアクティビティ検出時動画履歴を無料で保存し、直近3時間以内に発生したアクティビティの動画クリップをキャプチャして保存する。さらに、後述する動画履歴サービス「Google Nest Aware」を利用すると、最大60日間の動画履歴を保存可能になる。

 本体サイズは83×83mm(直径×高さ)。重量は398g。取り付け用のオプションパーツは壁などにネジ留めする方式。取り付け用パーツと本体はマグネットによる取り付けで、角度調整は自在となる。別売りのスタンドにより、台などに置いての利用もできる。

カメラ付きドアホン「Google Nest Doorbell」

Google Nest Doorbell

 Google Nest Doorbellは、カメラとマイク、スピーカーを搭載したドアホン。Wi-Fi(IEEE 802.11n)とBLEに対応し、IP54対応の防水・防塵性能を備えており、バッテリーで駆動する。Android/iOS向けの「Google Home」アプリや、Google Nestスマートディスプレイから操作できる。

 カメラは1/3インチで1.3メガピクセルのセンサーと6倍デジタルズーム機能を搭載。3:4の縦長のアスペクト比を採用しており、最大960×1280ピクセル、30FPSの撮影が可能だ。

 PIR(受動型赤外線)モーション・近接センサーと磁力計を備え、人、動物、荷物、車を判別。接近を検知した際の通知機能を利用できる。最大3m先まで照射可能なナイトビジョン機能も備える。

 本体サイズは24.1×46×160mm(幅×奥行×高さ)。重量は206g。付属のパーツにより壁面またはドアにネジ留めする。

動画の履歴を保存・確認できる「Google Nest Aware」

 同時に、Google Nest向けのサブスクリプションサービス「Google Nest Aware」を8月26日から提供することも発表された。

 同サービスでは、月額630円で30日間のアクティビティの動画履歴(動きを検知した場面など、重要な部分の動画履歴)が保存可能。月額1260円の「Google Nest Aware Plus」では、60日間のアクティビティの動画履歴と、10日間の連続した動画履歴が保存できる。また、動画クリップを作成して家族などに共有することも可能となる。

 加えて「スマートアラート」機能として、認識済みの人物を検知した際の通知や、アクティビティの動画履歴の通知なども利用可能となる。

Google Nest Awareの画面サンプル