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JR東日本、東北地方の観光をサポートする「TOHOKU MaaS」を4月1日より継続提供開始

 東日本旅客鉄道株式会社(JR東日本)は2月9日、期間限定で実施していた観光型MaaS「TOHOKU MaaS(トウホクマース)」を社会実装し、4月1日から継続的に提供すると発表した。東北6県(青森県、秋田県、岩手県、山形県、宮城県、福島県)内の対象エリアで、旅行をサポートするさまざまなサービスを、スマートフォンから便利に利用できる。

 「TOHOKU MaaS」は、2021年4月~9月の「東北デスティネーションキャンペーン」にあわせて実施されたあと、同年11月2日より、2022年3月31日までとして再開されている。継続的なMaaSの提供は、同社として初の取り組みであるという。

 複数サービスの集合体で、モデルコースに基づいてユーザーの好みにあわせた旅行プランを組み立てられる「旅行プランニングサービス」のほか、岩手県の一関エリアで運行する、オンデマンド交通サービス「よぶのる一関」の予約・決済サービス、JRを含む鉄道や高速バス、空港連絡バスなどの予約・決済サービスや、駅レンタカーの予約サービスなど、交通機関を便利に利用できるサービスも提供もされる。

 観光地の入館チケットの購入など、観光地で楽しむためのサービスも提供。また、JR東日本エリアのレストランや土産物店、観光施設などで広く利用できる電子チケット「エキトマチケット」の販売が新たに開始される。

 同社では、各地域におけるサービスの詳細は追って発表するとしている。

TOHOKU MaaSの利用手順(ウェブサイトより)