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月額5.5万円の別荘サブスク「SANU 2nd home」、長野・山梨・群馬に7拠点・計50棟のキャビンが完成

Wi-Fiやワークデスクを完備、大型ディスプレイ付きのキャビンも

「SANU 2nd home」の7つ目の拠点となる「八ヶ岳 2nd」

 セカンドホーム(別荘)のサブスクリプションサービス「SANU 2nd Home(サヌ セカンドホーム)」を提供する株式会社Sanuは7月1日、八ヶ岳エリアでの2拠点目となる「八ヶ岳 2nd」(山梨県北杜市大泉町谷戸5771番地221)をオープンした。全13棟のキャビンがあり、通常の「SANU CABIN」12棟のほか、ペットと滞在できる「SANU CABIN - Dog Friendly」を1棟用意している。最大収容人数はいずれも4人。

「八ヶ岳 2nd」の「SANU CABIN」の内観
「八ヶ岳 2nd」のキャビン・施設配置図

 SANU 2nd homeは、「自然の中で生活を営むためのもう一つの家」をコンセプトとした、セカンドホームのサブスクリプションサービス。月額5万5000円で、東京都心から約1時間半~3時間に位置する各地の拠点のキャビンを利用できる。

 月額料金のほか、金曜~日曜・祝日・祝前日の利用には1泊1部屋5500円~、ピークシーズンは1泊1部屋1万6500円~の宿泊費が別途必要。一方、月曜~木曜(祝日・祝前日・ピークシーズンを除く)は宿泊費はかからない。また、宿泊する曜日にかかわらず、1滞在あたり清掃料金が3300円となっている。

 2021年4月に初期会員の募集を開始。同年11月に「白樺湖 1st」(2棟)と「八ヶ岳 1st」(3棟)をグランドオープンし、以降、「山中湖 1st」(14棟)、「北軽井沢 1st」(6棟)、「河口湖 1st」(7棟)、「白樺湖 2nd」(5棟)の拠点を順次オープンしてきた。今回の「八ヶ岳 2nd」により、同サービスの初期目標である7拠点・50棟が完成したとしている。

「SANU 2nd home」の7つの拠点のオープン時期とキャビン棟数

 いずれのキャビンもWi-Fiやワークデスク、Bluetooth接続のスピーカーなどを備えるほか、より快適にリモートワークが行えるよう大型ディスプレイ付きのキャビンが提供されている拠点もある。

「SANU CABIN」の平面図。室内が60㎡+テラスが13㎡

 なお、現在は会員枠が一杯のため、ウェイティング登録を受け付けており、会員枠が増え次第、先着順で案内するという。7月19日現在、ウェイティング登録者は4000人を超えている。同社では今後、さらに拠点開発を加速するとしており、2024年に20拠点・200棟への拡大を予定している。

八ヶ岳 1st

「八ヶ岳 1st」の「SANU CABIN」の外観
キャビンにはアイランドキッチンも備えており、調理器具や食器、調味料も完備。食材を持ち込むだけで、自宅と同じように調理できるという

山中湖 1st

14棟のキャビンから成る最大の拠点「山中湖 1st」
キャビン内のワークデスクが設置されたスペース。「山中湖 1st」では今年6月、大型ディスプレイなど、ワーケーションで便利なアイテムが付いたキャビン5棟も提供開始。リモートワーク環境がより快適になったとしている

北軽井沢 1st

小川が流れる静かな森に位置する「北軽井沢 1st」