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キヤノン、4色顔料インク採用でコンパクトなビジネス向けインクジェットプリンター「GX4030」発売
「背面水平トレイ」の採用で0.7mmまでの板紙にも印刷可能
2022年11月1日 07:00
キヤノン株式会社とキヤノンマーケティングジャパン株式会社は、ビジネス向けインクジェットプリンター「GX」シリーズの新モデルとして、1段給紙カセットとADFを持ち、FAX機能も搭載した複合機「GX4030」を11月10日より発売する。価格はオープン価格で、直販サイトであるキヤノンオンラインショップでの販売予定価格は、6万1050円。
限られたスペースでも使いやすいコンパクトモデル
GX4030は、個人事業主や小規模オフィスなどでの利用を想定したビジネス向けインクジェットプリンター。特大容量タンク「ギガタンク」を採用。全色顔料インクとすることで、普通紙カラー文書でもくっきりとした黒文字、視認性の高いカラー文字・グラフィックを実現。さらに濡れたりマーカーを引いたりしてもにじみにくく、こすれにも強い印刷を実現したという。
印刷枚数はボトル1本あたりで標準モードがブラック約6000枚、カラー約1万4000枚、エコノミーモードではさらに約1.5倍でブラック約9000枚、カラー約2万1000枚。ランニングコストはA4普通紙でモノクロ約0.9円、カラー約2.2円。また印刷速度はモノクロ約18.0ipm、カラー約13.0ipmとなっている。
ビジネス向けモデルとしての高耐久設計で耐久枚数は約10万枚。廃インクを吸収するメンテナンスカートリッジも自分で交換可能で、プリンターの向きを変えることなく前面から交換作業ができる。同様に給紙ローラーのクリーニングやインクの注入、カセットへの給紙など基本的な作業は前面からできるように工夫されている。
収納時の本体サイズは約399×417×251mm(幅×奥行×高さ)とコンパクト。それでいて前面には普通紙250枚が給紙できる大容量給紙カセットを備え、天面にはA4普通紙35枚が給紙可能なADFも備える。
また、背面給紙トレイには普通紙100枚がセット可能なほか、新たに「背面水平トレイ」も採用。厚さ0.7mmまでの板紙への印刷も可能としている。