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ブラザー、A4用紙を半分にカットしながらA5で印刷できるプリンター「CUTFIT DCP-J1800N」発売
2022年9月7日 06:00
ブラザー販売株式会社は、印刷用紙の自動カッティング機能を備えたインクジェットプリンター「CUTFIT（カットフィット） DCP-J1800N」を11月上旬に発売する。オープンプライスで、市場想定価格は2万7500円。また、カット機能を持たないインクジェットプリンターのエントリーモデル「DCP-J526N」も同時に発売する。
CUTFIT DCP-J1800N
CUTFIT DCP-J1800Nは、内蔵されているカッターで印刷と同時にA4用紙を自動で半分のA5サイズにカットできるプリンター。PCやスマートフォンから利用する場合は、基本設定で「カットプリント」を選択。コピーを行う際は、搭載されているスキャナーに原本をセットして液晶パネルから「カットコピー」を選択すると利用できる。
A5サイズの印刷物の利用用途としては、狭いテーブルでの勉強、繰り返し学習の教材、フリマアプリで商品を送る際のメッセージカード、請求書や申請書類などを挙げており、「カット機能を使ってA5サイズで印刷すれば、A4サイズでの印刷と比較して用紙やインクの使用量を約半分に抑えられ、環境にも優しい」としている。
前面の用紙トレイは2段構造で、例えばA4普通紙とはがきといった異なるサイズの用紙がセットできる。また、背面には手差しトレイがあり、前面トレイともに封筒など特殊な用紙にも対応している。
ファーストプリントは、A4カラーが約6.5秒、A4モノクロが約6.0秒。A4のプリント速度は、片面印刷の場合、カラーが約16.5imp、モノクロが約17ipm（カットプリント印刷ではカラーが16.0ipm、モノクロが16.5ipm）。両面印刷の場合、カラー／モノクロともに約5.5ipmだ。
スキャナー機能も搭載。最大20枚がセットできるADF（原稿自動送り装置）が備わっており、A4サイズのスキャン速度はカラーが約4.4秒、モノクロが約3.4秒。
外形寸法は400×343×172mm（幅×奥行×高さ）、重さは約8.3kg。インターフェースは、USB 2.0（Hi-Speed）、有線LAN（100Base-TX/10Base-T）、無線LAN（IEEE 802.11n/g/b）。対応OSは、Windows 11/10/8.1/7 SP1、Windows Server 2022/2019/2016/2012/2012 R2/2008/2008 R2、macOS v10.15.x、Chrome OS。
DCP-J526N
同じく11月上旬に発売するA4インクジェットプリンターのエントリーモデル「DCP-J526N」はオープンプライスで、市場想定価格は1万5950円。
ファーストプリントは、A4カラーが約9.5秒、A4モノクロが約6.0秒。プリント速度は、A4片面印刷の場合、カラーが約9.5ipm、モノクロが約17ipm。両面印刷の場合、カラーが約3.5ipm、モノクロが約5.5ipm。スキャナーも搭載しており、A4サイズのスキャン速度はカラーが約4.4秒、モノクロが約3.4秒となっている。前面の用紙トレイはCUTFIT DCP-J1800Nと同様だ。
外形寸法は400×343×151mm（幅×奥行×高さ、突起部を除く）、重さは約6.8kg、インターフェースは、USB 2.0（Hi-Speed）と無線LAN（IEEE 802.11n/g/b）。対応OSは、Windows 11/10/8.1/7 SP1、Windows Server 2022/2019/2016/2012/2012 R2/2008/2008 R2、macOS 10.14.6～、Chrome OS。
