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件名「【So-net】2022年11月ご請求のご案内」の不審なメール、So-netをかたるフィッシングに注意

偽サイトに誘導し、ユーザーIDやパスワード、カード情報などを詐取

 So-netをかたるフィッシングの報告が増えているとして、フィッシング対策協議会が情報を公開した。誘導先のフィッシングサイトは11月15日14時時点で稼働中であるため、引き続き注意が必要だ。

 フィッシングメールの件名は「【So-net】2022年11月ご請求のご案内」が確認されている。これ以外の件名も使われている可能性がある。

 メール本文は以下の文面が確認されており、「支払い失敗により失効を回避するため」として、リンク先へのアクセスを促している。

[So-net]2022年11月ご請求のご案内

平素はSo-netをご利用いただき、誠にありがとうございます。

支払い失敗により
失効を回避するため、以下URLより現在のお支払い情報をご確認のうえ、
更新をお願いします。

(フィッシング対策協議会の緊急情報より一部抜粋 原文ママ)

メールの内容の例(フィッシング対策協議会の緊急情報より)

 誘導先のフィッシングサイトはSo-netのウェブサイトを装っており、ユーザーID、ユーザーIDパスワードの入力を順に求められる。入力してログインの操作を続けると、カード番号、セキュリティコードなどクレジットカード情報の入力を求める画面が表示される。

誘導先のフィッシングサイトの画面(フィッシング対策協議会の緊急情報より)

 誘導先のフィッシングサイトのURLは、以下のものが確認されている。これ以外のドメイン名やURLが使われる可能性もあり、注意が必要だ。

https://so-net.●●●●.com/

 フィッシング対策協議会は、フィッシングサイトは本物の画面をコピーして作成することが多く、見分けることは非常に困難だと指摘する。その上で、日頃からサービスへログインする際は、メールやSMS内のリンクではなく、いつも利用しているスマートフォンの公式アプリやブラウザーのブックマークなどからアクセスするよう促している。