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Qualcomm、最大20Gbps超のWi-Fi 7対応ホーム向けプラットフォーム発表

 米Qualcomm Technologiesは、家庭向けのプラットフォーム「Qualcomm Wi-Fi 7 Immersive Home Platform」2製品を発表した。Wi-Fi 7およびメッシュに対応し、20Gpbs超の通信速度と、「ほぼ瞬時」のリアルタイム応答を提供するとしている。

 Wi-Fi 7こと「IEEE 802.11be」は、最大320MHz幅での通信が利用可能で、変調方式「4096-QAM(4K-QAM)」に対応。MIMOは16ストリームまで対応する。また、2.4/5/6GHz帯の異なる周波数帯とチャンネルを同時に使い、最適なチャンネルで伝送を行うMLO(Multi-Link Pperation)も、特徴的な機能の1つ。

 同プラットフォームは、320MHzおよび240MHz幅をサポートし、5月に発表している6GHz帯のパフォーマンスを強化する同社独自技術「Qualcomm Automated Frequency Coordination (AFC)」に対応。これらにより、5/6GHz帯のパフォーマンスを最大化する。

 4096-QAMに対応するほか、「Qualcomm Multi-Link Mesh」により、ネットワークの状態などに基づいて2.4/5/6GHz帯を自動で切り替えて通信を行う。これにより、混雑した環境におけるリアルタイムのレイテンシは75%軽減されるとしている。

 「Immersive Home 3210 Platform」は10ストリームに対応し、合計の最大通信速度が20Gbps。「Immersive Home 326 Platform」は6ストリームに対応し、合計の最大通信速度が10Gbps。現在ホームルーターやメッシュシステムのメーカーにサンプルを提供中だという。