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auひかり、ホーム10ギガ・5ギガの既存ユーザーも「Wi-Fi 6E」対応のHGWが利用可能に、希望者への交換を再開

Wi-Fi 6E対応の「Aterm BL3000HM」

 KDDI株式会社は12月20日、光ファイバーによるインターネット接続サービス「auひかり」において、半導体不足などの影響により受け付けを一時停止していた、ユーザー希望によるホームゲートウェイの交換を再開した。交換は有料で、費用は3300円。

 ホーム10ギガ、およびホーム5ギガのユーザーは、9月に発表されたWi-Fi 6E対応の「Aterm BL3000HM」に交換が可能。Aterm BL3000HMの最大通信速度は6GHz帯と5GHz帯が4803.9Mbps(160MHz幅対応)、2.4GHz帯が1147.1Mbps。有線LANポートは10GBASE-T×1のほか、1000BASE-T×3を加えた計4ポートを備える。

 ただし、電話を2契約していると、Aterm BL3000HMへの交換はできない。また、Aterm BL3000HMはサイズが大きいこと、ONU一体のためWi-Fiアクセスポイントとして設置場所が光コンセント近くでなければならないことなどの制約があり、交換希望は慎重に検討するよう求めている。

 ホーム1ギガ、マンション タイプV/Gなどのユーザーは、Wi-Fi 6対応の「HGW BL1500HM」への交換が可能。同機はONUなどが別体で、W最大通信速度は5GHz帯が4804Mbps(160MHz幅対応)、2.4GHz帯が573.5Mbps。1000BASE-T対応のWAN×1、LAN×4を備える。モデムやONUは必要に応じてセットで提供される。

HGW BL1500HM