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フリーランスが2022年に必要とされたスキル、第1位は「営業」~ランサーズの集計結果

職種別「平均報酬額」の増加ランキングも発表

2022年必要とされたスキルランキング

 ランサーズ株式会社は12月16日、同社が提供するフリーランスマッチングプラットフォーム「Lancers」の集計をもとにした、フリーランスが「2022年必要とされたスキルランキング」を発表した。2021年と2022年の職種カテゴリ別の発注数を抽出し、比較してその増加率が大きいものをランキングにしたもの。集計期間は各年1月1日~11月30日。

 1位となったスキルは「営業」で、前年から127%増加。ランサーズの分析によると、この結果はオンラインミーティングやリモートワークが定着化したことによるもので、「営業」が増加したことにともなって資料作成やトークスクリプトの作成などの発注も増えているという。

 このほか、近年はオンラインの顧客接点を作る企業が増えたため、オンラインマーケティングを実施するうえで足りないスキルをフリーランスの方に発注することが増加し、マーケティングに関連する「運営・更新・保守・SNS運用」が2位(前年比125%増)、「企画・PR」が3位(同121%増)、「リサーチ・分析・解析」が5位(同118%増)、「Webマーケティング・集客」が7位(同114%増)、「コンサルティング」が8位(同111%増)にランクインした。

 さらに、動画コンテンツの増加にともなって「動画編集」も前年比119%増で4位にランクインした。ランキングには入らなかったが、動画制作に関連した「音楽・音源・ナレーション」も増加しているという。

 また、Lancers内で2021年と2022年(各年1月1日~11月30日)に依頼された案件の1件あたりの平均報酬額をカテゴリごとに抽出し、前年比で増加率を算出したランキングも発表した。

職種カテゴリ別の平均報酬額の増加ランキング

 このランキングで1位となったのは「資料作成サポート」で、前年比40%の増加となった。営業の発注数が増加したことより、関連業務の報酬額にも影響が出たとしている。一方、2位の「CD・本」(同27%増)、3位の「翻訳・通訳」(同21%増)、4位の「内職・軽作業・代行」(同18%増)については、発注数は増加していないが報酬額が増加傾向となった。

 このほか、昨今注目されているメタバースに関連した「プロダクト・3D」が前年比14%増で7位にランクインしている。

 「プロダクト・3D」については、Lancersでスキルを購入・販売できる「パッケージ方式」で注文数が増加している注目カテゴリでもあり、2022年4月~6月と2022年7月~9月の3カ月間ごとの発注者の注文数をカテゴリごとに抽出して直近3カ月の注文数の増加率を算出すると、同カテゴリの注文増加率は146%となっている。

 また、「プロダクト・3D」と並んで注目されるカテゴリとしては、「SNS運用」(前年比121%増)と「動画編集」(同116%増)も挙げられる。

「パッケージ方式」注目カテゴリ