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Makuakeで最大42%オフ!! 日本向けに開発した世界最小級の「SwtchBotロボット掃除機K10+」

30名限定の超超早割は4万1800円から

SwtchBotロボット掃除機K10+

 SWITCHBOT株式会社は、ロボット掃除機の新製品「SwtchBotロボット掃除機K10+」を発表、4月25日よりクラウドファンディングサイトの「Makuake」にて販売を開始した。SWITCHBOTとしてはロボット掃除機は第2弾となるが、IoTへの発展を考えたときのスタートの製品になるという。参考販売価格は標準セットで6万8880円。Makuakeでは超超早割として30名限定4万1800円から販売される。

【記事追記 2023年4月25日 11時10分】
Makuakeではすでに200名限定の早割まで販売が終了。Makuake特別価格5万1800円と2台セット9万2720円~となっております。

日本向けに開発されたロボット掃除機

 今回発表の「K10+」はSWITCHBOTにとってロボット掃除機の第2弾。その特徴はというと、本体の直径が248mmと世界最小級にコンパクトなこと。

直径248mmのSwtchBotロボット掃除機K10+

 SWITCHBOTによれば、もともとロボット掃除機は海外で生まれたため、海外メーカーの開発背景から、大きなボディ、強い吸引力、音を配慮する必要がない、といった環境から生まれた。

執行役員のJelly Ran氏

 SWITCHBOT 執行役員のJelly Ran氏は「欧米生まれの大型なロボット掃除機は、日本では使いづらいと感じることが多い」と指摘、日本のユーザーの使いやすさを徹底的に追及して、納得してもらえる製品として作ったのがK10+になるという。

SwitchBot ロボット掃除機 S1/S1 Plus
アンケートを実施
海外メーカーの開発背景
日本人の使いやすさを追及
左からS1/S1 Plus、K10+、他社機

 また、プロダクトデベロップメントマネージャーの北島祥氏は、「ミニマムなのに性能は基幹モデル級」として開発したといい、既存の「SwitchBot ロボット掃除機 S1/S1 Plus」よりも50%の小型化に成功、テーブルの下など、いままで入り込むことができない場所に入り込んで汚れまでしっかりとれるという。

プロダクトデベロップメントマネージャーの北島祥氏

 そして、ごみ収集ステーション付きのロボット掃除機の問題として、ステーションでのごみ回収時の騒音が大きいことがあげられるが、K10+では、ごみ収集ステーション自体にスケジューリング機能を搭載したという。通常、ステーションに充電に帰るたびに騒音を発するごみ回収がされるが、K10+では、回収の時間を設定でき、不在時にごみ回収をするようにも設定できる。

 さらに、SWITCHBOTならではのこととして、たとえばSWITCHBOTの製品群からではカーテンを閉めるSwitchBotカーテンと連動させ、遮音カーテンを閉めてからごみ回収をするといった設定も可能になるとした。

ステーションに戻ったK10+
S1/S1 PlusとK10+の大きさ比較
S1/S1 PlusとK10+の高さは同等
掃除中。椅子の足の間隔にも小さいため入り込みやすい
水ぶきモードにするため、使い捨てのシートを装着
マップを複数持てるため、吸引と水拭きで設定を分けることもできる

 ごみ回収時の騒音だけでなく、掃除しているときの音の低減にも成功したという。掃除機内の気流に注目した新技術「SilentTech」の採用により、本体の騒音も図書館並みの45デシベルより小さい動作音を実現。さらに掃除機の空気の流れをスムーズにできたことで、吸引力の向上も実現したという。

世界最小級としている
小型ボディのメリット
ステーションのごみ回収時間を設定可能
本体の静音技術SilentTech
小型化しているが、機能はひととおりある
競合機との比較

 また、吸引だけでなく水ぶきもサポート、K10+では使い捨てのウェットシートを使う形にしたことで、モップを洗うといった面倒さをなくしたという。また、ウェットシートは純正品だけでなく、ほかの市販品も使えるようにしているとのことだ。

SWITCHBOTにおけるロボット掃除機の位置付けは、IoT機器

 今回発表した「K10+」は、SWITCHBOTにとっては掃除機の一種ではなく、スマート府ホームデバイスとしてロボット掃除機を位置づけていることに特徴がある。

ロボット掃除機はスマートホームデバイス
IoT機器としてのロボット掃除機の進化

 北島氏は「一般的にロボット掃除機はたくさんある掃除機のうちの1つの種類だが、我々はこのロボット掃除機は、IoT機器の1つと考えている。なので、吸引力を上げるなどはロボット掃除機として基本だが、IoT機器として見たときにロボット掃除機は違う可能性があるのではないか、もっとIoT機器として、スマートホームの中の役割があり、進化ができるのではないかと我々は考えている」と説明する。

 たとえばの話しとして「自宅に加湿器があって、水がなくなったときにロボット掃除機が加湿器まで行って水を足してくれる。または除湿器にたまった水をかわりに捨ててくれる。隣の部屋に言って、テレビやエアコンといった赤外線リモコンの機器を操作してくれる」とし、これらが実現すれば、スマートホームのIoTは圧倒的に利便性が上がるとし、ロボット掃除機はIoT機器の「足」になるとしている。

 また、今回の発表会では、IT家電ジャーナリストの安蔵靖志氏がゲストスピーチ。SWITCHBOT製品の魅力として「スマート機器は1つの製品に1つのアプリとなってしまうことがあるが、幅広い製品群が、ひとつのアプリで操作でき、管理できることが魅力」とし自身でも複数のSWITCHBOT製品を活用していることを紹介した。

IT家電ジャーナリストの安蔵靖志氏
新登場のブランドマスコット「Kata」

 さらに、新たに登場させたブランドマスコットの「Kata」を紹介、これはSWITCHBOTの代表的な製品でもある「SwitchBot ボット」で壁のスイッチを操作する音の「カタカタ」からとったものだと紹介した。

Makuakeでの販売は、ユーザーの声をダイレクトに受け取れることが魅力

 今回のK10+はクラウドファンディングプラットフォームの「Makuake」で先行販売を行う。以前もSWITCHBOT製品はカーテンの電動化を実現する「SwitchBotカーテン」をMakuakeで販売している。

Makuakeで販売
早割の価格など、Makuakeでの販売価格

 ロボット掃除機の初製品でなく第2段をMakuakeで販売する理由としては、既存のSwitchBot ロボット掃除機 S1/S1 Plusが既存のロボット掃除機を参考にした製品で、ある程度のスペックを実現していたが、「今回のK10+では、このサイズでマッピング対応のものがなく参考にする製品がない状態であり、掃除機のIoT機器への発展を考えたときに、我々にとってスタートとなる製品」と説明した。また、Makuakeについては「フィードバックとお客さまの意見、応援ということが、Makuakeのプラットフォームであれば、ダイレクトに受け取れる」となっている。

 なお、K10+の価格は消耗品などの専用アクセサリーが付属した標準セットが6万8880円だが、Makuakeでは先行販売の割引があり、台数限定の「超超早割」で1台4万1800円。1階と2階に設置できる2台セットで7万9420円からとなる。

SWITCHBOT製品のデモディスプレイも展示された。電灯からロックまで多く組み込んでいる
アプリから各機器の操作が可能だ