ニュース

青梅市で東京初の「保育園留学」、都心にも近い、清流と深い緑に囲まれたエリアで親はテレワーク

 株式会社キッチハイクは東京都青梅市と連携し、同市内の三田保育園への「保育園留学」の募集を開始した。11月からの予約枠を募集している。なお費用は個別見積もりとなる。

 同社が実施する保育園留学とは、家族で現地に2~3週間滞在して子どもは現地の保育園に入園し、両親は現地でリモートワークができるもの。同社は「地域の価値を拡充し、地球の未来へつなぐ」というミッションを掲げ、保育園留学を2021年に北海道厚沢部町から開始し、さらに留学先を約30地域に拡大。2023年9月現在までに、大人とこども合わせて約1300人以上・400家族以上が利用しているという。

 今回新たに保育園留学を開始した青梅市は、パワースポットとしても名高い御岳山と、高水三山と呼ばれる高水山・岩茸石山・惣岳山に囲まれ、多摩川などの豊かな水源に恵まれた自然あふれる地域だという。また、都心まで電車で約1時間ほどの距離のため、万が一の急な出勤にも安心して対応できるとしている。

 対象となる子どもの年齢は3〜5歳。保育園留学先である三田保育園(東京都青梅市沢井2-843)は、子ども自身の成長意欲を尊重するモンテッソーリ教育の考えを基に、挑戦と失敗を繰り返せる環境が用意されているという。園外にも積極的に出かけ、四季折々の自然や動植物にふれながら、健やかな心と体を育むことができるとしている。

 保育園留学中の宿泊先としては、純日本風の古民家宿「古民家リラックスホーム」と、天然温泉を有する旅館「おくたま路」の2施設が用意され、どちらかを選べる。いずれもWi-Fi完備で、リモートワークが可能。

古民家リラックスホーム
おくたま路

 さらに、初心者でも安心な御岳山のハイキングコースや、レトロな喫茶店、老舗酒造直営の自家製豆腐&ゆば料理店など、市内のアクティビティや名物グルメを、家族で楽しめるとしている。