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「保育園留学」が新潟県南魚沼市と岐阜県美濃市で開始、家族まとめて移住体験しリモートワークも可能

 株式会社キッチハイクは 新潟県南魚沼市と岐阜県美濃市での「保育園留学」の提供を発表した。いずれも費用は個別見積り。

 同社が提供する保育園留学とは、家族で現地に2~3週間滞在して子どもは現地の保育園に入園し、両親は現地でリモートワークができるもの。第1回は2021年に北海道厚沢部町で実施し、内閣府より2021年度の「地方創生SDGs官民連携プラットフォーム」優良3事例にも選出された。2022年9月には熊本県天草市での実施を発表しており、今回は第3、第4拠点目の実施となる。

南魚沼市では「米どころ」を生かした体験ができる

 新潟県南魚沼市の保育園留学は、0歳3カ月~6歳(就学前)までの子どもが対象で、2022年10月~2022年3月の申し込みが可能。受け入れ先は、認定こども園「金城幼稚園・保育園」(新潟県南魚沼市塩沢1393-1)で、米どころであることを生かし、田んぼを身近に感じることができるという。園内には広々とした園庭や、クライミングウォールのある児童館などがある。

 宿泊施設は、一棟貸し切りのモデルハウス「youhomes」(南魚沼市六日町2670-1)。市の中心地へのアクセスもよく、買い物は道の駅や直売所を活用できる。また、リモートワーク環境として、「南魚沼市事業創発拠点(仮称)」(新潟県南魚沼市六日町91-2)が利用でき、Wi-Fi、プリンター、プロジェクターなどの設備が用意される。

美濃市では、森林地帯を生かした「木育」などを体験

 美濃市の保育園留学は、1歳クラス~年長クラスまでの子どもが対象で、2022年11月~2022年3月の申し込みが可能。受け入れ先は、認定こども園「美濃保育園」(岐阜県美濃市吉川町1765-4)。お寺の中に位置し、広々とした敷地の中で、森に繰り出したり、畑で育てた季節の野菜を収穫するなど、自然と触れ合う体験ができる。また、美濃市の約80%が森林地帯であることを生かした「木育」の体験ができるという。

 宿泊施設は、古民家ホテル「NIPPONIA美濃商家町」(美濃市本住町1912-1)と一棟貸し切りの「WASITA HOUSE」(美濃市相生町2240-2)の2カ所。リモートワーク環境としてもWASITA MINOが利用でき、Wi-Fi、モニター、プリンターなどの設備が用意される。