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千葉県鴨川市に、古民家をリノベした中長期滞在施設「MUJI BASE KAMOGAWA」、良品計画がオープン

Wi-Fi完備で、農業体験も可能

 株式会社良品計画は、古民家をリノベーションした中長期滞在型施設「MUJI BASE KAMOGAWA」(千葉県鴨川市大幡)を8月1日にオープンする。2泊以上で予約を受け付けており、料金は5万5000円(1人、2泊)から。現在、Airbnbにて11月までの宿泊予約を受け付けている。

 MUJI BASE KAMOGAWAが位置する千葉県鴨川市長狭地区は、房総半島南部の山あいで、加茂川が流れる。東京から車で2時間ほどの距離にあり、ブランド米「長狭米」が育てられているほか、酪農発祥の地としても知られている。

 宿泊場所は、築100余年の古民家。日本の里山暮らしと、西洋の暮らしを取り入れた現代的な自由なライフスタイルをイメージしてリノベーションされている。最大5人まで宿泊できる。

 無料Wi-Fiが利用可能。無印良品のフードアメニティも用意されている。

 宿泊サービスとして、MUJI BASE KAMOGAWAから車で約5分の場所にある「MUJIみんなみの里」で、ウェルカムドリンクサービスやコーヒー・黒豆茶を自由に飲むことができる。また、事前予約で鴨川で育てられた野菜などを用いた食事のセットも利用できる。

 オプションで、メロン収穫体験、牛に触れ合える酪農体験など、“食と農”を楽しむ体験もできる。

 同社が展開する「MUJI BASE」は、全国の空き屋などを活用し、地域に根差した無印良品のある暮らしを楽しめる拠点としている。これまで、社員寮として「MUJI BASE 光が丘」を手掛けてきたが、一般向けとしてはMUJI BASE KAMOGAWAが初めてとなる。