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MUJIとURによるリノベーション済み団地、1月下旬より全国10カ所で入居者募集開始

押し入れをテレワーク向けに改装するなど、団地の良さを生かした空間に

 独立行政法人都市再生機構(UR都市機構)と株式会社MUJI HOUSEは、「MUJI×UR団地リノベーションプロジェクト」によりリノベーションした団地の住戸の入居者を、1月下旬より順次募集する。

 同プロジェクトは、団地の間取りの良さなどを生かして「こわしすぎず、つくりすぎない」というコンセプトのもと、リノベーションを行うもの。2012年に関西の3団地において開始し、現在は首都圏・中部・関西・九州の61団地で展開している。

 リノベーション内容は、「MUJI×UR Plan」と、収納をより充実させた「MUJI×UR Plan+S」の2つのシリーズとして行われている。前者は、団地の部屋のふすまや不要な壁を撤去し、広い一室空間に改装。これにより、既存の間取りにとらわれることなく、ライフスタイルに合わせた間取りを作れるという。

 後者は、多くの団地で充実している押し入れの空間を生かしたもの。押し入れの空間にキャンプ用品や趣味のものを収納したり、中棚を利用してテレワーク用のワークデスクにするなど、暮らしに合わせて編集できるとしている。

 今回募集するのは、東京都町田市/多摩市、千葉県千葉市、神奈川県横浜市、埼玉県春日部市/越谷市、愛知県名古屋市、大阪府堺市、福岡県北九州市にある10団地、全21戸。各物件の詳細は、UR都市開発機構とMUJI HOUSEがそれぞれのウェブサイトで情報を公開している。入居者の募集状況については、UR都市機構が公開しているウェブサイトを参照のこと。

東京都多摩市の物件(多摩ニュータウン永山)
神奈川県横浜市の物件(港南台かもめ)
埼玉県越谷市の物件(せんげん台パークタウン四番街)