ニュース
ネット上に誹謗中傷を書かれたことがある人は10.9%、書いたことがある人は6.3%
BIGLOBE調べ
2023年9月19日 15:10
ビッグローブ株式会社(BIGLOBE)は9月7日、「インターネット上の誹謗中傷に関する意識調査」の結果を発表した。インターネット上に誹謗中傷や悪質なコメントを書き込まれたことがある人は10.9%、書き込んだことがある人は6.3%だったという。調査は、20代~50代の各年代250人ずつ合計1000人を対象に、8月8日・9日にインターネットを用いて行ったもの。
「インターネット上に誹謗中傷や悪質なコメントを書き込まれたことがあるか」で「ある」と答えたのは全体の10.9%。年代別では、20代が11.2%、30代が13.6%、40代が11.6%、50代が7.2%となっている。
一方、「インターネット上に誹謗中傷や悪質なコメントを書き込んだことがあるか」で「ある」と答えたのは全体の6.3%。年代別では、20代が10.0%、30代が8.0%、40代が5.6%、50代が1.6%となっている。
「インターネット上に何かしらの投稿したことがあるか」との質問では、全体の39.4%が「ある」と答えた。年代別では、20代が52.4%、30代が42.4%、40代が34.0%、50代が28.8%となっている。
前問の「インターネット上に何かしらの投稿したことがあるか」で「はい」と答えた394人に対して、「インターネット上に何かしらの投稿を行う際の考え方」を質問。全体では、「誹謗中傷にならないように必ず確認をして投稿をしている」が50.5%、「誹謗中傷にならないように気を付けてはいるが投稿をする際毎回確認は行っていない」が30.5%、「何かを考えて投稿することはない(何も考えていない)」が19.0%となっている。
年代別では、「誹謗中傷にならないように必ず確認をして投稿をしている」が20代で44.3%、30代で55.7%、40代で52.9%、50代で51.4%。「誹謗中傷にならないように気を付けてはいるが投稿をする際毎回確認は行っていない」が20代で38.9%、30代で25.5%、40代で28.2%、50代で25.0%。「何かを考えて投稿することはない(何も考えていない)」が20代で16.8%、30代で18.9%、40代で18.8%、50代で23.6%となっている。
「侮辱罪の厳罰化やインターネット上での誹謗中傷に関する条例の制定について」意見を聞いたところ、「厳罰化を望む」が48.9%、「やや厳罰化を望む」が33.8%、「あまり厳罰化は望まない」が10.4%、「厳罰化は望まない」が6.9%だった。