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京都市バスの「GTFSデータ」公開、Googleマップ上で検索可能に

京都市バスの「GTFSデータ」公開、Googleマップ上で検索可能に

 公共交通オープンデータ協議会は1月24日、公共交通事業者とデータ利用者を結ぶデータ連携プラットフォーム「公共交通オープンデータセンター」にて、京都市交通局の京都市バス(京都市営バス)のデータをGTFS形式で公開したと発表した。

 GTFSとは世界標準の公共交通データフォーマットで、全国各地の交通事業者がオープンデータとして公開している。GTFS形式でデータを整備することでGoogleマップや乗換案内アプリなどの検索サービスに情報が掲載されやすくなるほか、路線図の作成やデジタルサイネージによる情報提供、交通分析など他の用途にも活用しやすくなる。

 今回、京都市バスのGTFSデータが公開されたことで、系統や停留所の名称、時刻表の情報、運行経路、主要停留所の乗り場情報や、循環系統におけるダイヤのつなぎ情報、停留所名称や行先表示に関わる多言語表記などを経路検索などに使用可能となる。すでに1月19日よりGoogleマップ上に京都市バスの情報が掲載されている。

 公共交通オープンデータ協議会は、公共交通データのオープンな流通のためのエコシステム創生に向けた活動を行っており、公共交通事業者やICT事業者が参画している。同協議会は2019年5月より公共交通オープンデータセンターの運用を開始し、同協議会に参画する交通事業者のデータを開発者やICTベンダー向けに提供している。