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生成AIの浸透によるビジネスや社会の変化を捉える「インターネット白書2024 AI化する社会のデータガバナンス」発行

生成AIからメタバース、惑星間インターネットまで、31人の専門家が解説

 株式会社インプレスは2月13日、「インターネット白書2024」(編者:インターネット白書編集委員会)を発刊した。小売希望価格(税別)は、電子書籍版が2800円、プリントオンデマンドによる印刷書籍版(B5判/260ページ)が3200円。

 インターネット白書は、インターネットの動向を技術、ビジネス、社会など多角的な視点で解説する年鑑。一般財団法人インターネット協会(IAjapan)、一般社団法人日本ネットワークインフォメーションセンター(JPNIC)、株式会社日本レジストリサービス(JPRS)の協力のもとに発行している。

 28号目を迎えた2024年版のサブタイトルは「AI化する社会のデータガバナンス」.。特に生成AIの浸透による各分野への影響を振り返り、関連する偽情報・フェイクニュースの問題、プラットフォームやコンテンツ業界の変化、教育現場の対応、世界のAI規制の動きなど、多角的な視点から“AI化する社会”を捉えている。

 また、メタバースやデジタルツイン、ライドシェア、SDV(ソフトウェア・デファインド・ビークル)、Beyond 5G(6G)、アクセシビリティや福祉分野のデジタルサービス、ECの物流問題などビジネスに直結するデジタルトレンドから惑星間インターネット、量子インターネットといった次世代通信の研究動向まで、31人の専門家が解説。2024年に注目されるデジタル社会の潮流をより早く、より深く知りたいという人に最適の一冊だとしている。

 本白書の冒頭で紹介している、今年注目の10大キーワードは以下の通り。

  1. レスポンシブAI
  2. データガバナンス
  3. グリーントランスフォーメーション
  4. デジタルツイン
  5. アプリストア規制
  6. 偽情報
  7. オリジネーター・プロファイル
  8. 惑星間インターネット
  9. グローバル・デジタル・コンパクト
  10. デジタルインクルージョン

 電子書籍版はAmazon Kindleストアほか主要電子書店で順次発売を開始する。印刷書籍版はAmazon.co.jpで発売するほか、全国の一般書店からも注文可能。

10大キーワードで読む2024年のインターネット
第2部 デジタルエコノミーとビジネストレンド
付録 インターネットの主な出来事2023