ニュース

「INSネット」の新規申込受付を2024年8月で終了、NTT東西

2028年をもってサービス提供終了

 東日本電信電話株式会社(NTT東日本)と西日本電信電話株式会社(NTT西日本)は3月7日、INSネットの新規申込受付および提供の終了を発表した。

 利用者が年々減少し、2029年以降のサービス提供に必要な設備部材が枯渇する見込みであることを理由としており、新規申込は2024年8月31日をもって終了、サービス提供は2028年12月31日をもって終了する。

 INSネットは、NTT東西が提供するISDNによる通信サービスの名称・商標であり、1988年に提供を開始。サービスの機能のうち「ディジタル通信モード」は、IP網への移行に伴い2024年1月末までに全国でサービスを終了していた。

 対象のサービスは、「INSネット64」「INSネット64・ライト」「INSネット1500」で、ディジタル通信モードのサービス終了にあわせて提供されている「切替後のINSネット上のデータ通信(補完策)」を含む。後継サービスとしては、「フレッツ光」などを案内している。

参考資料より。INSネットの契約者推移。2001年がピークとなっている