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プラネックス、大幅な低消費電力・低発熱と小型化を実現した2.5GbE対応8ポートスイッチ「FX2G-08EM2」発売。約1.4万円
2024年3月27日 11:05
プラネックスコミュニケーションズ株式会社は、2.5GBASE-T対応の8ポートスイッチングハブ「FX2G-08EM2」を、3月28日に発売する。市場想定価格は1万3980円。
8ポート全てが2.5GBASE-Tに対応しており、オートネゴシエーション機能、Auto MDI/MDI-X機能も搭載。また、最大12KBのジャンボフレームに対応し、ループ検知機能も搭載する。
Media Access ControllerチップにRealtek製「RTL8373」、PHYチップにRealtek製「RTL8224」を採用。2022年1月発売の従来モデル「FX2G-08EM」と比べて、大幅な低消費電力・低発熱を実現している。
同社によるデータでは、2ポート使用時の消費電力が従来機の7.1Wから3.6W（49％減）、4ポート使用時の9.5Wから5.1W（42％減）に低下。通常運用時は50％近い消費電力の削減が可能としている。発熱に関しては、2ポート使用時で51.7℃から41.3℃（-10.4℃）、4ポート使用時で57.8℃から44.5℃（-13.3℃）とのデータが示されている。
同時に小型化も実現。従来モデルのFX2G-08EMは約240×27×105mm（幅×奥行×高さ）、重量約640gだったのに対し、FX2G-08EM2は約160×26×110mm、約495gと、横幅が2/3になっている。
従来モデルと同様に、金属筐体の上面に加えて下面からも放熱を行う両面放熱方式を採用。Media Access Controllerチップ直下の基板下面に貼られた放熱用シリコンパッドから熱を筐体下面へ伝え、放熱を行う従来モデル同様の方法に加え、PHYチップの下面にも同様に放熱用シリコンパッドを貼り、放熱を行う。
あわせて、IEEE 802.3az（Energy Efficient Ethernet）に対応し、リンクダウン検知による未使用ポートの電力カット、およびEthernetケーブル長感知パワーセーブ方式といった、省電力、低発熱化のための機能も採用している。
ファンレスの静音設計。付属のACアダプターも、従来モデルより小型化している。
