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NTTドコモ、スミッシング詐欺対策として「意図せぬ迷惑メッセージ送信に関するお知らせ」を7月から提供予定

フィッシングSMSを送信している回線に対して注意喚起

 株式会社NTTドコモは3月28日、SMSを悪用したフィッシング詐欺(スミッシング)の対策を目的として、危険なサイトのURLなどが含まれるSMSを送信している送信元回線に注意喚起を送る「意図せぬ迷惑メッセージ送信に関するお知らせ」を、7月上旬に提供予定と発表した。

 機能は無料で提供される。機能の詳細については、「不正なコンテンツ等をインストールするよう誘導したり、個人情報を盗み出そうとするサイトへ誘導したりするSMSの送信をドコモが検知した際に、お客さまの意図しない送信行為が行われた可能性があるという注意喚起を送信するものです」と説明されている。

 つまり、意図せずインストールしてしまった悪意のあるアプリなどの影響により、自分の回線(端末)からフィッシングのSMSを発信している際に、それを知らせる機能となる。注意喚起のメッセージでは、SMS通信料の確認を促すとともに、身に覚えのないアプリがインストールされていないか確認し、削除する方法も案内するとしている。