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TP-Link、同社初の法人向けWi-Fi 7アクセスポイント「EAP773」発売、約8万円

 ティーピーリンクジャパン株式会社(TP-Link)は4月17日、同社初となるWi-Fi 7対応の法人向けアクセスポイント「EAP773」の販売を開始した。市場想定価格は7万9999円。

 最大通信速度は6GHz帯が5760Mbps(320MHz幅対応)、5GHz帯が2880Mbps、2.4GHz帯が574Mbps。MLO、4096-QAMなどWi-Fi 7の標準的な機能に対応する。ただし、6GHz帯の帯域幅について、発売時点のファームウェアでは160MHzまでにしか対応しておらず、5月のファームウェアアップデートで320MHz幅に対応するとしている。1台で約140㎡をカバーでき、実際の運用環境にもよるが、最大で380台以上を接続可能。

 有線LANポートは10GbpsとPoE++(IEEE 802.3bt)に対応。給電はDC入力ポートからも行える(アダプターは別売)。

 同社独自の法人向けSDNソリューション「Omada SDN Solution」に対応し、クラウドを経由してリモートからの一括管理が可能。VLANやQoS、RADIUSアカウンティング、クライアント間でのネットワーク分離、シームレスなAiローミングといった機能も利用可能。また、「Omadaメッシュ」によるメッシュネットワークも構築できる。

 本体サイズは220×220×32.5mm(幅×奥行×高さ)。天井および壁面用の取付キットが付属する。

背面と有線LANポート