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屋外用を含む法人向けWi-Fi 6アクセスポイント4モデル、TP-Linkが発売

EAP610-Outdoor

 ティーピーリンクジャパン株式会社(TP-Link)は、法人向けWi-Fi 6アクセスポイント4モデルを7月14日に発売した。市場想定価格は、屋外対応モデル「EAP610-Outdoor」が3万2900円、天井取付型の高速モデル「EAP670」が3万4900円、天井取付型のコンパクトモデル「EAP650」と「EAP610」が、それぞれ2万9900円と2万3900円。

 4モデルとも、同社独自の法人向けSDNソリューション「Omada SDN Solution」に対応し、クラウドを経由してリモートからの一括管理が可能。VLANやQoS、RADIUSアカウンティング、Captive Portal認証、Wi-Fi子機間のアクセスを制限するプライバシーセパレーターといった法人向けの機能も利用可能。また、「Omadaメッシュ」によるメッシュネットワークも構築できる。

IP67準拠の屋外対応モデル「EAP610-Outdoor」

 EAP610-Outdoorは、Wi-Fi 6ことIEEE 802.11axに対応し、最大通信速度は5GHz帯が1201Mbps、2.4GHz帯が574Mbps。推奨接続台数は60~80台。

 IP67準拠の防塵防水性能を備え、屋外でも使用可能。専用のハイパワーアンプとアンテナにより、長距離をカバー可能としている。

 ギガビット対応の有線LANポート×1を備え、PoE+(IEEE 802.3at準拠)のほか、パッシブPoEによる給電が可能。PoEアダプターが付属する。

 本体サイズは56.8×106.5×280.4mm(幅×奥行×高さ)。支柱用と壁用の取付キットおよび防水アンテナ、防水キットが付属する。

支柱への取付イメージ
壁への取付イメージ

天井取付型で最大4804Mbps、有線は2.5GbE対応の高速モデル「EAP670」

EAP670

 EAP670は天井や壁面に取り付けられるWi-Fi 6アクセスポイントで、最大通信速度は5GHz帯(160MHz幅対応)が4804Mbps、2.4GHz帯が574Mbps。推奨接続台数は60~65台。

 2.5Gbps対応の有線LANポート×1を備え、PoE+(IEEE 802.3at準拠)による給電が可能。付属のACアダプターによる給電もできる。

 本体サイズは243×243×64mm(幅×奥行×高さ)。天井と壁用の取付キットが付属する。

EAP670 側面

天井取付型のコンパクトモデル「EAP650」「EAP610」

EAP650/EAP610

 EAP650およびEAP610は、天井や壁面に取り付けられるWi-Fi 6アクセスポイントで、EAP670よりもコンパクトなサイズ。EAP650の最大通信速度は5GHz帯(160MHz幅対応)が2402Mbps、2.4GHz帯が574Mbps。EAP610の最大通信速度は5GHz帯が1202Mbps、2.4GHz帯が574Mbps。推奨接続台数は両モデルとも60~65台。

 ギガビット対応の有線LANポート×1を備え、PoE+(IEEE 802.3at準拠)による給電が可能。付属のACアダプターによる給電もできる。

 本体サイズは160×160×33.6mm(幅×奥行×高さ)。天井と壁用の取付キットが付属する。

EAP650/EAP610 背面