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3社のモバイル回線を利用可能なBCP対策通信サービス「スカイベリーpro」にオフィスの光回線を接続可能に

 モバイル通信サービスを手掛けるa2network株式会社は5月14日、複数SIMを装着可能な専用ルーターによる法人向けBCP対策通信サービス「スカイベリーpro」に、光回線を接続する機能を追加し、提供を開始した。

 スカイベリーproは、専用ルーター「Skyberry GiRa pro 5G」にNTTドコモ、au、ソフトバンクの3社のSIMを装着できることが特徴。1社の回線で通信障害や災害によるサービス停止などが発生しても、ほかの2社への自動切替により、通信を維持する。

 今回の機能追加では、光回線も含めた4回線での通信が可能になった。これにより、通常利用は光回線を利用するオフィスなどに導入することで、災害など光回線遮断時にはいずれかの携帯回線へ切り替えて通信を維持できる。また、通信遮断時に限らず、設定した通信強度を下回った場合に別の回線に切り替える設定も可能。

光回線と社内ネットワークの間に同サービスの専用ルーターを導入することで、光回線遮断時にはモバイル回線にり通信を維持できる

 スカイベリーProは、専用ルーターが買い切りの場合14万9000円、レンタルの場合は月額5000円(初期費用として、事務手数料3000円、送料800円も必要。すべて税別)。サービスの利用料金は月額6980円のプランから(税別)で、プランによって5G通信での利用も可能。同社によると、ほぼ1社分の料金で3社と契約した状態にできるとしている。