新潟県佐渡市・妙高市の宿泊・新幹線往復費用を割引、JR東日本「JRE Workation Pass」で～ワーケーション実施企業が対象

　東日本旅客鉄道株式会社（JR東日本）は8月9日、新潟県佐渡市が「JRE Workation Pass」を活用したワーケーション誘致の取り組みを開始すると発表した。

　JRE Workation Passとは、JR東日本が販売しているワーケーション向け商品で、「列車・宿泊・ワークスペースなどがセットでお得に繰り返し利用できる」ことが特徴。佐渡市はこれまでもコワーキングスペースの整備などによりワーケーション誘致の取り組みを推進してきたが、JRE Workation Passの仕組みを活用することでさらなる誘致を図る。同じく新潟県内でワーケーション誘致に取り組む妙高市とも連携し、幅広いワーケーション需要の取り込みにつなげるという。

　具体的には、新潟県外から佐渡市または佐渡市および妙高市を宿泊地としてワーケーションを実施する企業などを対象に、新幹線往復・宿泊費用を割引する。期間は、8月23日以降出発分～2025年3月28日帰着分。ただし、既定の予算額に達し次第、終了する。申し込みの受付は、佐渡市公式観光情報サイト「さど観光ナビ」内に開設する佐渡ワーケーションのサイトで8月20日より開始する予定。

　佐渡市は今回の取り組みに関連して8月22日、妙高市と連携したワーケーション誘致イベント「～未知の魅力へ！～ 佐渡の海と妙高の山を巡る、リトリートの旅」をSHIBUYA QWS（渋谷区渋谷二丁目24-12 渋谷スクランブルスクエア15階）およびオンラインで開催する。両市のワーケーションの取り組み紹介、パネルディスカッション、ミニワークショップ、参加者同士のミニ交流会が予定されており、参加は無料。申し込みはPeatixで受け付けている。