「CEATEC 2024」事前登録受付開始、25周年特別セッションではOpenAI Japan社長の登壇も決定

　一般社団法人電子情報技術産業協会（JEITA）は9月2日、1Society 5.0の実現に向けたデジタルイノベーションの総合展「CEATEC 2024」の来場事前登録と各コンファレンスの聴講予約の受付を開始した。来場事前登録および聴講予約はCEATEC 2024の公式サイトから行う。

　CEATEC 2024は、10月15日～18日の4日間、幕張メッセで開催される。日本自動車工業会が主催するモビリティ関連のビジネスイベント「JAPAN MOBILITY SHOW BIZWEEK 2024」との併催となり、共通の来場登録システムを採用しているため、一度の登録で両展示会に入場可能となる。

　来場事前登録の開始とあわせて、CEATEC 2024で実施する100を超えるコンファレンスの聴講予約の受付も開始。初日の15日には、25周年特別セッション「未来を創るAI：イノベーションと挑戦」を開催する。OpenAI Japan合同会社代表執行役社長・長﨑忠雄氏をはじめとする、AIをけん引する各企業のキーパーソンが登壇予定。AIにより実現する未来の社会について考える。

未来を創るAI：イノベーションと挑戦（15日10時～12時）

　また、いすゞ自動車株式会社代表取締役取締役会長CEO・片山正則氏や、パナソニック ホールディングス株式会社取締役会長・津賀一宏氏らが登壇する、CEATECとJapan Mobility Showのコラボレーション企画「サスティナブルな社会の実現に向けて～多様なフロントランナーが思いを語る～」や、デジタルの力で地方の個性を活かしながら社会課題の解決と魅力の向上を図る「デジタル田園都市国家構想」に関連するセッションも、15日に開催予定。

サスティナブルな社会の実現に向けて～多様なフロントランナーが思いを語る～（15日13時～14時半）

　会期中はコンファレンスのほかにも、以下の5つのエリアで展示が行われる。

会場のエリア構成

• General Exhibits
  Society 5.0 の実現に向け、AI が導入された未来を見据えたテクノロジー、電子部品・デバイス、ソリューションやサービス全般のエリア
• CEATEC 2024 25周年特別企画 ～AI for All～
  AIで世界を変えていく最前線に立つ企業や団体が、これからの未来社会や最新技術・ソリューションを発信するエリア
• パートナーズパーク
  独自テーマを設定し、あらゆる産業・業種のパートナーとともにSociety 5.0の未来社会を体現する「共創」エリア
• ネクストジェネレーションパーク（スタートアップ＆ユニバーシティ）
  次世代を担う新進気鋭の企業や教育機関がテクノロジーと研究成果を披露するエリア
• グローバルパーク
  世界各国の先進的な技術やビジネスアイデアを有する企業が、国ごとにパビリオンを設置し、未来への展望を表現するエリア