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バッファロー、大きな可動式アンテナを備えたWi-Fiアダプター発売

USB Type-A接続、Wi-Fi 5に対応する新製品「WI-U3-866DHP」

 株式会社バッファローは、USB無線LAN(Wi-Fi)アダプターの新製品「WI-U3-866DHP」を11月上旬に発売する。オープン価格で、予想実売価格は3280円。

 WI-U3-866DHPは、Windows PCのUSB Type-Aポートに取り付けて、Wi-Fi通信を可能にする無線子機。Wi-Fi 5に対応しており、最大通信速度は5GHz帯で866Mbps、2.4GHz帯で400Mbps。

 3軸で回転できる可動式機構の外付けアンテナを備えているのが特徴。「環境に応じて本アンテナを調節することで、効率良く電波を飛ばすことができる。Wi-Fiルーター(無線親機)から離れた部屋でも快適な通信を実現する」としている。

 このほか、ビームフォーミングやMU-MIMOに対応。Wi-Fiセキュリティ規格は「WPA3 Personal」にも対応する。本体サイズは18×188×15mm(幅×高さ×奥行)、重量は約16g。

 Wi-Fi 6(IEEE 802.11ax)などのより高速な規格の製品が多くなってきているなかで、対応規格がWi-Fi 5(IEEE 802.11ac)までにとどまる「新設計の完全な新製品」(バッファロー)であるWI-U3-866DHPを発売するのは、「無線子機においては依然、Wi-Fi 5が大きな割合を占めているため」だという。

 背景には「PC内蔵の無線機能の調子が悪いから」「とにかく手軽に無線の飛びを良くしたい」といったニーズが根強くあるとみており、「こういったニーズに対してよりコストパフォーマンスが高いものを提供させていただくというところに本商品の投入意義があると考えている」としている、