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Google「ストリートビュー」が“天空の城”入口まで到達

 屋久島軍艦島富士山頂鳥取砂丘ことでん等々、2013年も国内のさまざまなスポットを踏破してインターネットユーザーを楽しませてくれたGoogle「ストリートビュー」が、今度は“天空の城”へ到達しようとしている可能性もありそうだ。

 12月に入って国内のストリートビュー公開エリアが拡大されたことが確認されているが、その中に兵庫県朝来市の「竹田城跡」周辺の道路もある。同スポットは、小高い山の山頂に見事な石垣が残る山城遺跡で、“日本のマチュピチュ”とも称される。また、付近は秋から冬にかけて雲海の発生する名所としても知られており、雲海に浮かび上がるその幻想的な姿は“天空の城”とも。

 ストリートビューでは、竹田城跡の中腹駐車場までのルートが公開されている。残念ながら現時点では「国史跡 竹田城跡」と書かれた門を眺めるにとどまるが、撮影時期を見ると今年10月に撮影されたばかりの最新画像だ。ちょうど雲海のシーズンである時期ということを考えると、“天空の城”からの眺めのストリートビュー化にも期待が高まる。

兵庫県朝来市周辺のストリートビューが最近になって公開された模様
ストリートビューの終点、竹田城跡・中腹駐車場付近
竹田城跡のストリートビューはまだないが、JR播但線・竹田駅周辺の趣ある街並みは楽しめるようになった

(永沢 茂)