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「青空文庫」収録作品のプリントオンデマンド本、ジュンク堂書店池袋本店で販売開始

 株式会社インプレスR&Dは、ジュンク堂書店池袋本店で「青空文庫POD」の販売を開始したと発表した。

 青空文庫PODは、「青空文庫」の収録作品をプリントオンデマンド(POD)本として販売するサービスで、インプレスR&Dが運営している。注文が入ってから1冊ずつ印刷・製本する仕組みとなっており、判型・文字サイズを「ポケット版」「シニア版」「大活字版」の3種類から選択できる。希望小売価格(税別)は400円から。

「青空文庫POD」で提供される書籍のイメージ。左から「ポケット版」「シニア版」「大活字版」
判型・文字サイズの比較イメージ。左から「ポケット版」(9pt)、「シニア版」(10.5pt)、「大活字版」(22pt)

 これまでは「Amazon.co.jp」「hontoネットストア」「三省堂書店オンデマンド」「ウェブの書斎オンデマンド本 楽天市場店」で取り扱っていたが、7月1日より、ジュンク堂書店池袋本店の店頭でも7作品(21点)を展示・販売している。

 青空文庫PODは、2014年2月に刊行を開始。2015年7月刊行分の106作品を合わせ、これまでに968作品(2904点)を商品化している。インプレスR&Dでは、青空文庫収録の1万2000作品以上の中から可能な限り全作品の刊行を目指すとしている。

(永沢 茂)