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Twitter、140文字制限を少し緩和、添付画像・動画などの24文字分や返信の「@ユーザー名」はカウントせず

 Twitterは、2006年のサービス開始以来、変更のなかったツイートの140文字制限について、今後数カ月のうちに一部を緩和するなどの変更を行うことを発表した。

 これまでツイートに添付された画像や動画は、アップロード先の短縮URLである24文字分がカウントされていたが、今回の変更で、これが140文字には含まれなくなる。引用ツイートや投票付きツイートも同様に、24文字分のカウントがされなくなる。

 また、返信ツイートでの冒頭の「@ユーザー名」が非表示になり、文字数としてもカウントされなくなる。ただし、返信ツイートは従来通り、送信ユーザーと返信ユーザー、双方をフォローしているユーザーのタイムラインに表示されるほか、検索時にもヒットする。

 誰かへのツイートを他の人にも見せたい時、「@ユーザー名」の前に「.」を追加する方法があったが、この方法は分かりにくかったとして、今後は「@ユーザー名」で始まるツイートも通常のツイートと同様に、自分のフォロワーに表示されるようにする。

 このほか、自分のツイートに対してもリツイートや引用が簡単に行えるよう、自分のツイートにもリツイートボタンを表示する。この際も引用部分は文字数にカウントされない。

 今回の変更は、Twitter創業者兼CEOのジャック・ドーシー氏が4月の決算報告時に表明した「サービスの見直し」の一環。同社ではこれらの変更について、「Twitter上での会話がより簡単で快適になることを目的としている」としている。

(岩崎 宰守)