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アイ・オー、ランサムウェア対策に役立つリムーバブルHDDアダプター。ローテーションバックアップ環境を作れるNASとのセットも発売
2025年7月17日 06:30
株式会社アイ・オー・データ機器は、カードリッジ式リムーバブルHDDアダプター「HD1-REUT」を発売する。価格は1万6500円。8月上旬の出荷予定。
同製品は、専用のHDDカートリッジ「HDLH-OPA」シリーズを挿入することで、外付けHDDとして使用できるUSB接続のHDDアダプター。専用のHDDカートリッジの容量は、1~24TBがラインアップされている。
HDDカートリッジを日替わりや週替わりで入れ替えることで、簡単な操作でローテーションバックアップ(バックアップメディアを入れ換えながら、複数世代のバックアップを管理すること)ができる。バックアップが完了したHDDカートリッジを取り出して耐火金庫など別の場所に保管することで、ランサムウェアや災害に対して有効な、エアギャップ(物理的なネットワークからの隔離)によるデータ保護を実現できるとしている。
同製品に加え、同社のNAS「LAN DISK LV」シリーズ(HDL2-LV)と、専用のHDDカートリッジ「HDLH-OPA」シリーズがセットになったバックアップストレージセット「BCSP-LVREUT」シリーズも発売する。このセットでは、機器に障害が発生した場合、最短で翌営業日に交換品が届く「交換品お届け保守サービス」が5年分も付帯する。
セットのラインアップと価格は、4TBモデルが26万7300円、8TBモデルが34万9800円、16TBモデルが54万6700円。出荷予定は8月上旬。