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50Gbpsの光回線サービスに向けたフィールド実証、CCJグループのCTYとCNS
2025年8月4日 06:30
株式会社CCJのグループ会社である株式会社シー・ティー・ワイ(CTY)と株式会社ケーブルネット鈴鹿(CNS)は、ZTEジャパン株式会社の協力のもと、8月に「50G-PON」を用いた最大50Gbpsの光回線サービスのフィールド実証を実施すると発表した。
CCJは、三重県四日市市に本社を置くCTY、同県鈴鹿市に本社を置くCNS、新潟県長岡市に本社を置く株式会社 エヌ・シィ・ティ(NCT)の3社の統括運営会社。今回のフィールド実証は、50Gbpsの光回線サービスの提供に向けた性能・互換性・運用性の検証を目的に三重県内で実施され、ZTE製の50G-PON対応OLTとONUを使用し、速度測定や自社伝送路による伝送試験、VRゲームおよび4K/8K動画などの利用における実証を行う。
ZTE製の対象製品は、50G-PON、10G EPON、EPONの各規格の共存を可能にし、下位互換性を維持しながら、既存伝送ネットワークの資産を最大限に活用できることから、ネットワーク進化の技術的ハードルと運用コストの大幅な削減を実現するといい、家庭向けにも法人向けにも、多様なアプリケーションへの応用に向けた、堅固な基盤を構築できるとしている。