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オプテージ、「eo光」で家庭向け国内最速となる25Gbpsの実証実験。2024年度内に実施予定

実証イメージ

 株式会社オプテージは2月1日、光回線によるインターネット接続サービス「eo光」における、25Gbps規格の実証実験を、2024年度内をめどに関西圏で開始すると発表した。同社によれば、FTTH(家庭向けの光回線による通信サービス)における25Gbps規格のフィールド実証は国内初。

 この実証実験は、業界団体「25GS-PON MSA Group」による25Gbps通信機器の標準化が完了し、ノキアソリューションズ&ネットワークス合同会社(Nokia)が2023年に製品化したことを受けてもの。実証実験でもNokia製の機器を採用し、局所装置(OLT)として対称型25G PON「MF-2」、宅内装置(ONT)として対称型25G PON「U-010Y-A」をする。

MF-2
U-010Y-A

 実証には、eo光ユーザーからモニターを募集する予定。FTTH25Gbps規格における通信の利用用途などを検証し、サービス仕様確定のためのニーズを調査していく。